| 歴研掲示板 会員交流 ◎本誌を読んで ★『歴史研究』第576号を有り難うございます。伊東宏さんが山本勘助について研究されていますが先日新聞紙上でその実在が確認された旨報道されましたが、山本菅助という信玄の側近で相当の地位を占めた人物のいたことは、小林計一郎氏により1970年の『日本歴史』268号で明らかにされています。私は山本勘介はこの菅助をモデルとして創作されたのではないかと考えています。江戸時代に二百五十石の旗本で山本氏という幕臣がいたのですが勘介の子孫と自称していますが、これも? です。 ◆瀧澤武雄(早稲田大学名誉教授) 東京都豊島区在住 ◎お教え下さい ★先日大井川鉄道の旅をして来ました。そのとき、「家山駅」の近くの高台公園に「奥田家山」なる人物の名前をみつけました。その方の名前をとって「家山駅」としたそうですが、どんな人物なのでしょうか。もし、おわかりの方、お教えください。 ◆衣川恵子(神奈川県会員) *連絡は、歴史研究会事務局までお寄せください。 催し物案内 ★「国宝 土偶展」(東京国立博物館本館特別5室/東京都台東区/ハローダイヤル03・5777・8600)*本展は、イギリスの大英博物館で2009年9月10日から11月22日まで開催されるTHE POWER OF DOGUの帰国記念展で、国宝3件と多数の重要文化財・重要美術品を含む全67件で構成されます。縄文時代早期から弥生時代中期にわたる日本の代表的な土偶とその関連資料を一堂に会し、土偶の発生から盛行そして衰退までの過程を辿るとともに、その個性豊かな造形美に迫ります。 *12月15日(火)〜2月21日(日) ★特別展「江戸の粋・明治の技─柴田是真の漆×絵」(三井記念美術館/ハローダイヤル03・5777・8600)*近年人気を博している江戸時代の画家・伊藤若冲や河鍋暁斎がそうであったように、是真の洒脱なデザインと卓越した技巧は、現在では日本よりも欧米で高く評価され、多くの是真作品が海外に所蔵されています。本展では、アメリカ・テキサス州サンアントニオ在住のキャサリン&トーマス・エドソン夫妻が収集した是真の漆工と絵画約70点が初めて里帰りし、日本に所蔵される博覧会受賞作等の優品30点とあわせ、計約100点の作品を通して是真の魅力を紹介します。 *12月5日(土)〜2月7日(日) ★特別展「いけばな」(江戸東京博物館/東京都墨田区/03・3626・9974)*本展では、後世のいけばなの手本とされた室町時代の花伝書や、代表的な立花図を並べた屏風、花を楽しむ女性たちを描いた浮世絵など重要文化財を含む約170件を通して、日本のいけばなの多彩な展開や深い芸術性を紹介します。 *11月23日(月・祝)〜1月17日(日) ★平成21年度新宿歴史博物館特別展「林忠彦写真展〈新宿・時代の貌〉─カストリ時代・文士の時代─」(新宿歴史博物館/東京都新宿区/03・3359・2131)*本展では、「カストリ時代」のなかで、代表作3点と撮影場所が新宿区内の作品18点。「小説のふるさと」では、林忠彦の作家エピソードとともに、新宿ゆかりの文人3名、壺井栄、志賀直哉、三島由紀夫をとりあげます。また、林芙美子をはじめとする文士達の当館所蔵の文学資料も、今回の写真展にあわせて展示いたします。 *10月31日(土)〜12月19日(土) ★「戦国武将作品展─戸屋勝利と安土桃山の造形美」(会場=大丸東京店/東京都千代田区/問合先=(株)謙信/東京都中央区/03・5299・5617)*戸屋は桃山の美を生涯の主テーマとする数少ない画家です。東京藝術大学工芸科在籍時に金属や漆、染織など、多彩な素材に対する深い知識を身に付け、他の作家にはない独特な表現力を持っています。桃山時代をイメージした鍛金の茶道具・花器の他、日本の甲冑師が当時のままに再現した兜、武将像など、戦国武将に因んだ立体作品を合わせて展示することで、桃山の美を多角的に、より迫力をもって感じられる企画展といたしました。 *12月9日(水)〜12月15日(火) ★開館記念特別展U「没後10年記念 東山魁夷と昭和の日本画展」(山種美術館/東京都渋谷区/ハローダイヤル03・5777・8600)*本展では、当館が所蔵する19点の東山魁夷の作品に加え、魁夷とは東京美術学校時代の同級生だった橋本明治、加藤栄三、山田申吾の作品、そして昭和の画壇に話題を振りまいた未更会メンバー(川合玉堂、結城素明、鏑木清方、山口蓬春、森田沙伊、山本丘人、杉山寧、高山辰雄ら)の作品を展示します。 *12月5日(土)〜1月31日(日) ★企画展「生誕130年 長谷川時雨展」(神奈川近代文学館/神奈川県横浜市/045・622・6666)*日本で最初の女性歌舞伎作家で、主宰誌『女人芸術』によって、林芙美子、円地文子ら多くの女流作家を育てた長谷川時雨の生涯と作品を紹介する。 *11月21日(土)〜1月11日(月・祝) ★「短刀の美 鉄の煌き」(佐野美術館/静岡県三島市/055・975・7278)*短刀の名手と謳われてきた京都粟田口派・藤四郎吉光、名工正宗の師匠で鎌倉流の祖・新藤五国光両雄の名品をはじめ、鎌倉時代から江戸時代末期までの短刀の名品約50点を展示いたします。 *11月28日(土)〜12月23日(水・祝) ★企画展示「蓬莱 延命長寿の願いをこめて」(徳川美術館/愛知県名古屋市/052・935・6262)*館蔵品の中から、神仙より飛来する鶴や永遠の生命を表す松など寿福のさかえを祈る心を意匠した絵画・調度・装束や和歌・謡などの文学作品を展示いたします。 *11月21日(土)〜1月31日(日) ★高麗美術館「朝鮮 虎展」(高麗美術館/京都府京都市/075・491・1192)*日本の人々にとっては、自国内に生息しない虎は早くから人々の興味の対象となり、江戸時代には絵画の一つの画題として多く取り上げられています。伊藤若冲(1716〜1800)の描いた鹿苑寺(金閣寺として有名)の「竹虎図」は正伝寺につたわる「虎図」をもとに作画されたものであることはかねてより知られるところですが、近年の調査でこの虎の絵が朝鮮半島で制作された可能性が高いといわれるようになりました。このたびは二つの虎図が顔を合わせる貴重な機会です。 *1月9日(土)〜2月14日(日) ★「開館20周年記念 冬の展示(部門展)《写真で見るふるさとの鉄道─電車今昔─》」(広島県立歴史博物館 企画展示室/広島県福山市/084・931・2513)*県内を中心に、さまざまな電車の今昔の姿やそれに関連する写真などを紹介します。 *12月18日(金)〜1月24日(日) 寄贈図書雑誌紹介 【編集部より】ここにご紹介する図書・資料は平成21年10月〜平成21年11月に事務局にご寄贈いただいたものです。記載は、寄贈順に、まず、★書名・雑誌名・資料名(巻号)、次に、@編著者名A発行所あるいは発行人B発行年月C判型・頁数・価格(書かれていないものは非売品または会員制など)D内容(カバー・帯・まえがき・あとがき・本文・目次などより)E寄贈者名(敬称略)となっております。なお、ここに掲載の資料の入手をご希望の方は本誌挿入の会員応答係行葉書の通信欄に、掲載号題名をお書きの上ご投函ください。できる限りお手配いたします。 ★『頸城文化』(第57号) @花ヶ前盛明著 A上越郷土研究会 B2009年10月 CA5判 204頁 D「これはと思う史料にめぐり逢えた歴史家・渡邊慶一─『頸城文化』を創刊号から読む(その四)─」石塚正英/「〈ヒスイ原石〉についての覚書」関雅之/「上杉謙信の密教と毘沙門─秋葉の里から空海入定の高野山─」土井重男/ほか E花ヶ前盛明 ★『戦国「闇」の歴史〜影武者・不死伝説〜』 @川口素生著 A宝島社 B2009年10月 C文庫判・256頁・457円+税 D「影武者」ぬきには戦国時代は語れない!! 川中島≠フ信玄も謙信も影武者! 家康は大坂夏の陣≠ナ討死にした!(「帯」より) E川口素生 ★『わが夫坂本龍馬 おりょう聞書き』 @一坂太郎著 A朝日新聞社 B2009年11月 C新書判・216頁・700円+税 D本書でおりょうが語る坂本龍馬からは、古き時代の不良のにおいがぷんぷんする。おりょうもまた負けてはいない。(「裏表紙」より) E一坂太郎 ★『加賀前田家の母と姫』 @皆森禮子著 A北國新聞社 B平成21年8月 C四六判・272頁・1429円+税 D100万石のおんな道。藩の政略と数奇な運命に揺さぶられた女たちの光と影。 E皆森禮子 ★『坂本龍馬と海援隊101の謎』 @川口素生著 APHP研究所 B2009年11月 C文庫判・304頁・619円+税 D本書は、日本最大の英雄の知られざる実像に迫った、まさに坂本龍馬のすべてがわかる本。生い立ちから船中八策、暗殺の真相まで、数々の謎を解き明かす。(「裏表紙」より) E川口素生 ★『徳川家康の側室 清雲院奈津』 @横山高治著 A西来寺 B平成21年11月 CA5判・30頁・500円 D江戸時代に伊勢で育ったお奈津の方が、その母と共に、二度までも家康公の命を救うこととなった奇縁により、その寵愛を受け、公のもっとも信頼する側室となったことが描かれています。天台真盛宗宗務総長 武田圓龍(「序」より) E横山高治 ★『海からみた日本国の起源 神武東征は倭王讃の事績』 J道家康之助著 A梓書院 B2009年10月 CB6判・140頁・1143円+税 D一般に見落とされている視点、「海からみた」研究を基礎に、空白期間の最も確かな史料とされている、七支刀の銘文と広開土王碑の碑文を読んでみた。具体的には、当時の水軍(海運)の立場から考察したのである。碑文にある倭・高戦争以後、の段階における仮説を立てて、『日本書紀』を読み返してみたところ、自分自身が驚くような結論がでた。それは「神武東征は倭王讃、すなわち仁徳天皇の事績」であった。(「内容の要旨」より) E道家康之助 ★『古代史の謎を攻略する』(古代・飛鳥時代篇/奈良時代篇) @松尾光著 A笠間書院 B2009年10月 C四六判・各262頁・各1500円+税 D「歴史的事実」は、はたして真実か。その実相に挑む。/意外に身近な「古代史」の数々の疑問に明解に答える。(「帯」より) ★『安積』 @七海晧奘/岡田峰幸/河野十四生著 A歴史春秋出版 B2009年10月 CA4変型・144頁・2000円+税 D安積とは、現在の福島県郡山市とその近郊の地域のことである。これまで永く閉ざされてきた安積の歴史の重みと深さが今、明らかになる。(「裏表紙」より) E七海晧奘 ★『邪馬台国問題への解決 第一巻 弥生時代〜古墳時代の金属器の概要』 @石井好/永井康寛著 A柏葉書房 B平成21年10月 CA4判・280頁・3000円 Dこの本は「邪馬台国問題」を扱ったものです。普通に考えれば、@大和説とA九州説になりますが、邪馬台国の位置については議論百出で、まとまりがつきません。有力な説としては、B畿内説、C東遷説も加わり、この中に正解があるはずです。今の考古学の常識を用いて、この問題を考えてみましょう。(「序論」より) E石井好 ★『日向から大和へ 魏志倭人伝謎解き旅』 @伊藤治雄著 A伊藤治雄 B平成21年8月 CB5判・118頁・1500円税込) D今日、普及している魏志倭人伝の解釈は、原文に間違いがあるとして、一部読み変えて解釈するのが正しいとされている。その結果読み変える人によって解釈が違ってくるのは当然の成り行きで、ネットの記事によれば邪馬台国の比定地は百ヵ所を超えているという。(「まえがき」より) E伊藤治雄 ★『大衆文芸』(第69巻第9号) @伊東昌輝編 A新鷹会 B平成21年10月 CA5判・52頁・年会費5000円 D「連載エッセイ 秋祭」平岩弓枝/「随筆 猫、十八匹」二階堂玲太/「小説 南北怪談地獄」花本龍之介/ほか D新鷹会 ★『季刊 邪馬台国』(第103号) @安本美典編 A梓書院 B平成21年10月 CA5判・252頁・1238円+税 D小特集「《箸墓=卑弥呼の墓》年代捏造事件続報」/「朝日新聞・渡辺延志記者に、研究者たちの抗議の声は聞こえているのか」/「炭素14年代をめぐるインターネットサーフィン」/「ウイグルマッチ法への疑問」安本美典/ほか E梓書院 ★『吉野路アラカルト』(第2号) @樋口昌徳編 A樋口昌徳 B平成21年9月 CB5判・22頁 D「近鉄吉野線 各駅停車@〈吉野口駅〉とその周辺(御所市古瀬〉」/「新緑萌える北山郷を訪ねて」/「吉野路の民話(2)〈墓の瀬〉下市町野々熊」/ほか E樋口昌徳 ★『閑暇の友』(第133号) @日本文化資料センター編 A日本文化資料センター B2009年9月 CA5判・4頁 D「巨大バブルがやってくる? 」今井康雄/「夏の名残り(一)」犬飼馬鹿人/「夏の名残り(二)」犬飼馬鹿人/ほか E日本文化資料センター ★『誰が坂本龍馬をつくったか』 @河合敦著 A角川SSCコミュニケーションズ B2009年11月 C文庫判・188頁・780円+税 D勝海舟や河田小龍、松平春嶽が夢を託した……。幕末のヒーロー誕生秘話(「帯」より) E河合敦 ★『天皇陵の解明』 @今井堯著 A新泉社 B2009年10月 CA5判・222頁・2800円+税 D日本の古代国家形成解明の鍵をにぎる巨大古墳。その多くは天皇陵に指定され、研究者といえども立ち入ることはできない。この「陵墓」古墳をさまざまな角度から追究、天皇陵や陵墓参考地の実像を明らかにする。(「帯」より) ★『寒川文書館だより』(第6号) @寒川文書館編 A寒川文書館 B平成21年9月 CA4判・8頁 D「資料紹介」/運営審議会委員・町史編集委員を委嘱/ミニ展示始めました「寒川の先人たち」/「第6回企画展「広報さむかわの60年」/「収蔵庫の資料から3」/「文書館最近のできごと」/ほか |